著者：ポール・エドモンド＝デイヴィス
訳：渡辺 玲子
出版：企画ヴィーヴォ

芯のない音にがっかりすることがありますか？
難しいパッセージで、最後の瞬間に指がコケてしまうことがありますか？
タンギングが重くて鈍いと感じていますか？
大きいインターバルのところで、目を閉じて運を天に任せてしまうことがありますか？

すべての答えが「いいえ」の方がおられたら、ぜひ、あなたのレッスンを受けさせてください。
逆に「心当たりがある」とお思いの方には、この本がお役に立つかもしれません。

この本では、フルートで大切な「音の響き」「フィンガリング」「タンギング」「インターバル」という4つの領域を網羅して、論理的で音楽的、そして願わくばおもしろいと思っていただけるようなアプローチを考えました。皆さんのひたむきなる練習の一環として、技術全般を鍛えるためにお使いいただければ幸いです。

この4週間コースを初めから終わりまでやっていただいたなら、必ずや技術が全体的に大きく向上していることにお気付きになるでしょう。より正確で切れのよい、安定した技術を目指して、究極のフルート「ジム」を体験してください。