大久保はるかは東京のライヴハウスを中心に活躍する一方、数々のボサノヴァの楽譜を執筆していることでも知られているフルーティスト。このアルバムは当初大久保が執筆したボサノヴァ・フルートの楽譜集の付属CDとして制作されたものだったのだが、そのCDを聞いた関係者の間から本作を単体で発売する要望がありリリースされた、という経緯があった。原曲のメロディやリズムの魅力を損なうことなく、興味を持った誰でもが気軽に手にできるようなサウンドを目指した結果、まさに「シンプル・イズ・ベスト」という、スローライフに似合う1枚となった。（ブラジル音楽フリーペーパーMPB90号より抜粋）

アーティスト：大久保はるかトリオ
演奏：大久保はるか(Fl)、加々美淳(Guit)、アレシャンドレ・オザキ(Ds)

《曲目》
「ジョビン：イパネマの娘」
「ベン：マシュ・ケ・ナーダ」
「メネスカル：小舟」
「ジョビン：平和な愛」
「ジョビン：オーリャ・プル・セーウ」
「ジョビン：.ソー・ダンソ・サンバ」
「ジョビン：ア・フェリシダーヂ」
「ジョビン：波」
「ジョビン：想いあふれて」
「ジョビン：コルコヴァード」
「ジョビン：夢見る人」
「ジョビン：インセンサテス」
「ジョビン：オ・グランヂ・アモール」
「ジョビン：けんかはもうしない」
「ロボ：トリステーザ」
「ジョビン：おいしい水」
「ジョビン：ワン・ノート・サンバ」
「ジョビン：彼女はカリオカ」
「ジョビン：トリスチ」
「ボンファ：オルフェのサンバ」
「カイーミ：ドラリッシ」
「フェヘイラ：リカード・ボサノヴァ」
「ボンファ：黒いオルフェ」