2008年、ドイツ・ケルンとその近郊のオーケストラの息の合う仲間が集まって始めた金管アンサンブル。ユーモア溢れる温厚な性格のメンバーの作り上げる柔和かつシャープなサウンドはドイツ各地で注目を集めている。
2枚目のCD「old friends」は、バロック音楽奏者として名高いケルン放送響の首席トロンボーン奏者、ハリー・リースを中心にオリジナル楽器を使ってのルネッサンス・バロック音楽への試みも始め、そのレパートリーで構成されている。

〈出演〉
ユルゲン・シュースター(Tp)、ペーター・ロート(Tp)、ヤン・エッシュ(Tp)、フローリアン・キルナー(Tp)、オリバー・ニコライ(Hr)、ハリー・リース(Tb)、フレット・ダイツ(Tb)、マティアス・ミュラー(Tb)、ローランド・ギュレッセン(Tb)、ヒデユキ・タカハシ(Tuba)、ミヒャエル・フォルスター(Cond.)

〈曲目〉
「Suite aus ”Terpsichore”」(Michael Praetorius/arr.Peter Reeve)
*「Sonata Sancti Polycarpi」(H.I.F.Biber/arr.wes10brass,Edward Tarr)
*「Sonata ”detta del Nero”」(Girolamo Fantini/arr.Paul Plunkett)
「Vespro della beata vergine(Marienvesper)」(Claudio Manteverdi/arr.wes10brass)
*「Sonata imperidle I」(Girolamo Fantini/arr.wes10brass,Edward Tarr)
「Jubilate Deo omnis terra(W-Nr.C17)」(Giovanni Gabrieli/arr.wes10brass)
*「Sonata XX(W-Nr.214)」(Giovanni Gabrieli/arr.Keith Brown)
「Canzon Septimi Toni a 8(Nr.2)」(Giovanni Gabrieli/arr.Robert Paul Block)
*「Sonata No.336」(Cesare Bensinelli/arr.wes10brass,Edward Tarr)
「Suite ”The Fairie Round”」(Anthony Holborne/arr.Roger Harvey)

*は、ピリオド楽器(オリジナル楽器)を使用。その他はモダン楽器を使用。